この度, 第10回学生スマートフォンアプリコンテスト に参加し,最優秀賞とNTTテクノクロス様の企業賞を受賞しました.
作成したアプリの概要
本アプリは携帯を水に沈めて遊ぶ,魚の掴み取りアプリです. 携帯に搭載されている気圧センサを使って「携帯を水に沈めたか」「携帯を強く掴んでいるか」が推定できます. 本アプリはこの2つの推定を使って,携帯を水に沈めてじっとしていると魚が出現し,携帯を強く握ると魚が捕まえられるゲームです. 捕まえた魚はSNS連携によりtwitter等で共有できます. 本アプリはGoogleStoreからダウンロードできます.
感想
どうも,M1の須崎翔太です.
優勝しました.ヤッター!.
はい,これにて梶研アプコン三連覇です.もはや殿堂入りしてもおかしくないですね.
本アプリを発表した後,一番言われたのは「どうやってこのアイデアに行き着いたのか」でした.
ここではそれについて少し書こうと思います.
まず最初に「携帯を水に沈めたら気圧センサの値が変わるんじゃね?」と思いつきました.
このアプリを説明すると「携帯に気圧センサが搭載されてるの知らなかった」とかよく言われるんですよね.
僕は,この研究室がよく携帯のセンサに関する研究をしていたおかげでこういった知識を持っていました.
で,こういう知識がある状態でひらめきが来ると「これ実現できるんじゃね?」ってなるわけです.
じゃあ次はひらめきについてです.
僕は携帯を水に沈めるアイデアを,釣りをしている人を見て思いつきました.
「いや思いつかねーよ」って言われるかもしれません.
当時は「ぶっ飛んだスマホアプリのアイデアないかな〜」って思いながら生活していたから釣りを見た瞬間ひらめいたと思います.
あとはいろんな人にこのアイデアを話したりWebで調べたりして整理していきます.
当時は「水深がわかる」からは「携帯を水に沈めたら水深がわかるアプリ」しか思いつきませんでした.
しかし,いろんな人と議論してお風呂や魚というアイデアが生まれ最終的にこのアプリになりました.
この時議論の相手に選んだのはモバイルアプリやシステムの開発に詳しい人は当然として,全くITの知識がない人とも議論しました.
開発の知識がある人には実装やゲームデザイン全体の方向性を,ない人にはアイデアを聞くとそれぞれ価値の高い議論ができます.