Kaji Lab

KAJI LABORATORY

正式な研究室名は行動情報科学研究室です.行動をセンシングし,行動をデザインする研究室です.
スマートフォン等の各種センサを用いた屋内位置推定・行動認識技術の追求と,それに基づいた人間拡張や行動変容に資するシステムの実現を目指します.

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研究室見学について

研究室見学を希望の方は下記のメールアドレスにて日程調整します.

📧 kaji@aitech.ac.jp

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M1の井上です. 11月4日から11月6日にネパール・カトマンズで開催されたICMU2019において,以下の発表をしましたので報告します.

Inoue, H., Kaji, K., A Smartphone Application that Automatically Provides Arrival Time based on Estimation of Train on Board, International Conference on Mobile Computing and Ubiquitous Networking(ICMU2019), 2019.

研究概要

There are passengers who to ride on the train in a harry. They may not know the arrival time to the destination. Therefore, the arrival time of their target station is essential information for them. To acquire the information by using currently available application, it is necessary to search or input their train on board. Therefore, the arrival time is display on a smartphone by a passenger. Moreover, a passenger does not need to operate the smartphone. A passenger can get the arrival time of a train and train information such as train type and train destination. This system estimates the train on which the passenger is riding by using current location information from the passenger’s smartphone. This system processes train route estimation function and train direction estimation function before train estimation function. There is a system can display simply arrival time at local train. However, this system can display arrival time information of superior train. Also, this system displays arrival time information of adjacent route when running on a parallel route section. We examined whether arrival time information of adjacent route was displayed correctly. We confirmed that there are sections that are displayed correctly and sections that are displayed incorrectly.

発表スライド

A Smartphone Application that Automatically Provides Arrival Time based on Estimation of Train on Board from Haruki Inoue

デモンストレーション


感想

初めての国際学会ということで,かなり緊張しました. それに加えて,初めての海外でした.すべてが初体験でした. なんとか英語で発表し,質疑応答もシンプルな解答ではありましたが,英語で受け答えできました. 発表に関してサポートしていただいた梶先生,先輩方,他の先生方,本当にありがとうございました.

初めての海外がネパールということで,ちょっと不安なところもありましたが,楽しくネパールを過ごせました. 食も美味しかったです.朝食に関しては洋食ばかりでしたが,昼・バンケットで提供された現地の食事もかなり美味でした.

ただ,信号による交通整理がされていない場所であり,かつ自動車やバイクの交通量が非常に多かった場所なので,交通事故しなかヒヤヒヤしましたが,無事,帰国できました. ネパールは鉄道網がそこまで発達していません. なのでメインの移動は自家用車かバスになっています. バスもかなり古い車両で運用されている場合もあり「すごいな」と思いました. とにかく,とても勉強になった学会発表となりました.

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9月19日にオープンキャンパスやサマーワークショップのお疲れ様会としてBBQを行いました. 学校の食堂の一部や機材をお借りしキャンプ経験豊富な人を中心に,お肉や野菜を焼いたり焼きそばやじゃがバターなどを作って食べました. 火が強いがためにお肉が置けなかったり取れなくなるなどのハプニングがありつつも楽しい会になりました.

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M2の杉本壮です. 9月9日〜9月10日に大同大学にて開催された電気・電子・情報関係学会 東海支部連合大会において研究発表を行いましたので報告します.

研究概要

屋内において,ナビゲーションに代表される位置情報サービスの実現には建物構造情報が必要です. しかし,構造情報生成のための機器や作業コストが問題であり,あらゆる建物において必ずしも存在するとは限りません. そこで我々は,複数人のスマートフォンのセンサと既存インフラのみを用いた生成を目指しています. これまでに,センサ信号の変化が少ない状態が継続する区間(安定歩行区間)に着目した,歩行軌跡の推定や複数軌跡における部分一致箇所の推定を行いました. 本研究では,部分一致箇所をボトムアップに統合するための初期段階として,軌跡のノードリンク化,統合する軌跡の選択,統合位置の決定手法の基礎検討を行いました.

感想

大同大学に訪れるのは2回目でした. 1回目は基本情報資格試験の時で,今回同じ棟だったので少し懐かしい場所での発表となりました. まだまだ本研究としてやる事はたくさんあるので,今後も進めてまた発表したいと思います.

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M2の麻生祐輝です. 9月9日〜9月10日に大同大学にて開催された電気・電子・情報関係学会 東海支部連合大会において研究発表を行いましたので報告します.

研究背景

オフィスワーカーはデスクワークが多く,慢性的に運動量の不足が指摘されている. 運動不足は肥満や生活習慣病発症の危険因子であり,発症等によって業務効率に悪影響を及ぼすなどと問題視されている. 昨今,スマートフォンを用いたライフログデータは,個人を対象とした行動改善や運動モチベーション向上といったヘルスケア促進に活用されてきた. 関連研究としてライフログデデータとチームを用いて運動増加させる手法が提案されている. よって,個人だけではなく,職場等のグループを対象に「競争」と「協力」の要素を取り入れると,更なる行動改善,運動モチベーション向上が可能であると考えられる.

発表内容

ライフローグデータを用いて,複数グループ間の活動量提示システムの構築と,グループに所属する人の運動モチベーション向上,運動促進を目標とする. 我々はこれまで,運動量取得の自動化と,競争心と貢献心を取り入れた提示システムを実装・運用を行ってきました. 本学会では,継続的なモチベーション刺激のため,イベント管理と LINEBot を用いたイベント機能,今後の研究活動について発表を行いました.

感想

発表内容は実装メインでしたが,質疑応答ではオフィスワーカーとグループの組み合わせの可能性についていくつか意見を頂き有意義な参加となりました.

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B3の水野涼雅です. 9月9日〜9月10日に大同大学にて開催された電気・電子・情報関係学会 東海支部連合大会において「BLEビーコンに基づく状態推定のためのビーコン設置支援アプリケーション」の発表を行いましたので報告します.

研究概要

以前DICOMOにて 「物体内部に設置したBLEビーコンの電波強度を用いた状態推定手法」 を発表した. この手法ではビーコンの設置位置により,受信電波強度の変化の仕方が異なってくるため推定精度に影響を及ぼしてしまうという問題があった.

そのため今回,状態推定に適切な方法でビーコンを設置できるよう検討の支援を行うアプリケーションを作成した. 扉の開閉などによって変化する受信電波強度の変化は人の目では当然見えない. そこで受信電波強度のグラフの表示とリアルタイムな状態推定結果を表示し,さらに推定結果の変化を音や色で表すことで,どういう設置方法が効果的なのか試すことができ,BLEビーコンを状態推定に適した方法で設置することができる.

アプリケーションを使用しないで設置した場合,左の図のようにあまり大きな値に差は見られないが,このアプリケーションを使って設置の検討を行うことで右の図のように大きな差が生じるような方法で設置ができるようになった.

アプリ未使用でのモノの状態変化による受信電波強度の変化

アプリ使用後のモノの状態変化による受信電波強度の変化

感想

現在矯正を行っており器具の影響で滑舌が大変悪い状態での発表だったのでかなり苦労しました. 質疑応答ではしっかり答えられていたと思うので良かったです. 様々な意見を頂いたので今後の研究に生かしていきたいと思います.

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M2の宮脇雄也です. 9月8日〜11日(現地時間)にドイツハンブルクで開催されたIWIN2019において研究発表を行いましたので報告します.

発表した研究

Yuya Miyawaki, Katsuhiko Kaji, Implementation and Evaluation of Prompting Changeover System from Repetitive Behavior, International Workshop on Informatics(IWIN2018), 2019.

この発表でStudent Awardを受賞しました.

研究概要

Children with developmental disorder are not so good at changeover behavior compared to children without developmental disorder. This characteristic is a major isue for them to live their daily lives. Therefore, prompting changeover behavior is very important. Moreover, when supporting prompting changeover, it is necessary to reduce the load on them and their supporters. The purpose of this study is to provide support for prompting changeover using voice and vibration. To that end, we developed a support equipment and verified the effectiveness of the support using it. The supporters operate the device at a timing when changeover is required. The changeover support is performed from the target object of repetitive behavior. Therefore, children with developmental disorder feel that the target object of repetitive behavior is providing the support. Thereby, they can respond to the prompting changeover support. We analyzed the effect of support from a case in which changeover support was implemented continuously. As verification of the effect, we continued to prompt changeover support at the children’s home with them. We recorded the progress of the children. For the evaluation, we did a video recording of their state with the supporter and an evaluation from the supporter. The prompting changeover success rate improved with repeated support. However, the success rate may decrease due to changes in their physical condition. From these results, we found out that the proposed support is effective as a changeover support for repetitive behavior.


感想

I did presentation in English for the first time. I couldn’t speak English. However, I finished the presentation safely. I am grateful to the professor and English teacher.

初めてのヨーロッパで,とてもワクワクしていました. 時差ボケで眠い,自販機の使い方がわからない,空港で買ったサンドイッチが美味しくない等様々な経験をすることができとても有意義な1週間でした.

また学会中にはいろいろな先生方ともお話ができ,発表自体は2日間しかありませんでしたがとても良かったです. 残念だったのは福祉や支援系の発表がなかったことです. ドイツに着いて一番印象に残っていることは,この落書きです.

町中の至るところにこのキャラクターが居て少し楽しい気分になりました. みなさんもドイツハンブルクに行くことがあったらぜひ探してみてね♪ もう一つ印象に残っているのはなんか変なパンを食べたことです.

表面にはマーブルチョコが乗せてあって,見た目に惹かれたて買ってしまいましたが,なんと!!中にチョコまで入っていてとても甘かったです. あとは,まあ美味しいご飯や少し観光などをして楽しみました.

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