M2の麻生祐輝です. 9月9日〜9月10日に大同大学にて開催された電気・電子・情報関係学会 東海支部連合大会において研究発表を行いましたので報告します.
研究背景
オフィスワーカーはデスクワークが多く,慢性的に運動量の不足が指摘されている. 運動不足は肥満や生活習慣病発症の危険因子であり,発症等によって業務効率に悪影響を及ぼすなどと問題視されている. 昨今,スマートフォンを用いたライフログデータは,個人を対象とした行動改善や運動モチベーション向上といったヘルスケア促進に活用されてきた. 関連研究としてライフログデデータとチームを用いて運動増加させる手法が提案されている. よって,個人だけではなく,職場等のグループを対象に「競争」と「協力」の要素を取り入れると,更なる行動改善,運動モチベーション向上が可能であると考えられる.
発表内容
ライフローグデータを用いて,複数グループ間の活動量提示システムの構築と,グループに所属する人の運動モチベーション向上,運動促進を目標とする. 我々はこれまで,運動量取得の自動化と,競争心と貢献心を取り入れた提示システムを実装・運用を行ってきました. 本学会では,継続的なモチベーション刺激のため,イベント管理と LINEBot を用いたイベント機能,今後の研究活動について発表を行いました.
感想
発表内容は実装メインでしたが,質疑応答ではオフィスワーカーとグループの組み合わせの可能性についていくつか意見を頂き有意義な参加となりました.